実際に小さなお葬式を前からテレビやネットで知ってはいたけど、自分が使うことになるとは思っていませんでした。
僕と同じようにお寺さんや葬儀屋さんに全く知り合いや繋がりがない方に向けて
小さなお葬式で利用した1日葬がどんなものだったかを分かりやすく情報共有したいと思います。
少しでもお役に立てたなら、亡くなった父と共に幸いです。
小さなお葬式の一日葬の見積もりについて
小さなお葬式に連絡して担当になってもらった葬儀屋さんと葬儀のプランが決まれば、それについての見積もりや説明をしてもらえました。
我が家の場合は父が亡くなった翌日に実家に来てもらい、見積もりの説明です。
後でわかった(お寺さんに教えてもらった)のですが担当していただいた葬儀屋さんがものすごく丁寧で親切な方で、本当に感謝してもしきれないくらい良い人でした。(後日連絡することが数回あり、今でも丁寧に接してくれます)
この時点で葬儀まで後二日です。
小さな一日葬の基本価格にプラスで預かり安置とドライアイスの一日追加料金が税込金額で36万1,900円とわかりやすく書かれていました。
さらに火葬料金20,000円はプランに含まれていないことで別料金が発生しています。
それ以外に必要なのはお寺さん(一日葬に来てくれるお坊さん)に渡すお布施が9万円必要であることと、そのお布施を入れる黄色の水引のお布施袋をもらいました。
これ以外に必要なお金は葬儀当日の参列者の食べるお昼の仕出し料理代金です。
仕出し弁当のカタログを見せてもらい、参加人数と食事が必要な人数を大まかに伝えます。
食事の数は葬儀当日の朝9時までに伝えればOKとのことでした。
我が家の場合は家族と親戚だけで15人の参列と、食事は13人と決まりました。
葬儀にかかる費用が把握できた瞬間でした。
- 小さなお葬式一日葬(預かり安置+ドライアイス一日)361,900
- 火葬代 20,000
- 参列者に渡す会葬御礼5,400
- お寺さんお布施 90,000
- 葬儀当日の13人の仕出し弁当代 51,942
合計金額が519,224円です。
この中で絶対に現金払いが必要なのが
- 火葬代 20,000
- お寺さんお布施 90,000
この合計110,000円が葬儀当日必要な現金で
後残りはクレジットカード払いが可能ということもこの時点でわかりました。
この金額に含まれているもの
この金額の中には父が病院で亡くなってから葬儀が終了するのに必要なものやサービスが全て含まれていました。
ぶっちゃけ葬儀に無知な僕にとってはわからないことばかりでしたが、終わってみて今考えても足りないものは何一つなかったです。
病院からの遺体搬送は当然ですが、遺体の着替えやお化粧、仏衣やお棺などや、葬儀の司会などカタログに書いてあるものは全て問題なく提供してもらえます。
満中陰(四十九日)を迎えるまでの自宅飾り一式なども全て揃いますし、いろいろな心遣いを葬儀屋さんにしてもらえ非常に満足でした。
葬儀が終了するまでに必要なものといえば個人的な喪服と数珠などで、当日までに喪主である僕が葬儀で用意するものは全て揃っています。
葬儀のお寺さん(お坊さん)を決める
小さなお葬式でおこなう一日葬ではお寺さんの手配もしてもらえます。
我が家は浄土宗らしく(母に聞いて知りましたw)浄土宗のお寺さんを葬儀屋さんにお願いするだけです。
普段から付き合いのあるお寺さんなどないので、完全にお任せ。
葬儀屋さんには
「後日葬儀までにお寺さんから連絡が入りますのでよろしく御対応お願いいたします」
ということでお寺さんから連絡がありました。
電話でのやりとりでしたが聴かれたのは故人である父の生前の人柄や仕事や趣味のことでした。
戒名を考えるのにこの内容を聞かれるので、父の性格や好きだった物などを中心に話させてもらいました。
戒名は葬儀当日に判ることになります。
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