実際に小さなお葬式を前からテレビやネットで知ってはいたけど、自分が使うことになるとは思っていませんでした。
僕と同じようにお寺さんや葬儀屋さんに全く知り合いや繋がりがない方に向けて
小さなお葬式で利用した1日葬がどんなものだったかを分かりやすく情報共有したいと思います。
少しでもお役に立てたなら、亡くなった父と共に幸いです。
父が亡くなった日
SCUに入院中の父の見舞いと今後の相談に母と妹が行っている日、仕事中の14:30頃に急に携帯が鳴った
病院からである
見舞い中に何かあったかな?と思ったが訃報だった。
「先ほどお母様と妹さんがお見舞いに来られてましたが、帰られた直後に急変し息を引き取られました」と病院の先生からの電話内容。
病院を出て駐車場に向かって歩いていた母と妹は携帯に気が付かなたったらしく、僕が掛けて父が息を引き取ったことを知った。
「俺も今すぐに病院に行くわ」
到着すると母と妹が病院の受付前に座っていた。
地元では大きな病院で、何もかも良くしてくれた先生と看護師さんたちとわからないことを教えてくれる職員さんたちで本当に感謝すると共に、これから色々と決断しなければいかないことが山のように発生した瞬間でもあった。
「ご遺体の引き取りはいつ頃になりますでしょうか」
そう、僕たち家族3人は父がなくなったと同時に、これから何も知らない葬儀などの準備に取り掛かることになったのです。
まず一番に行うのはご遺体の移動でした
葬儀屋さんに連絡をして遺体を取りに来ていただけますでしょうか。と病院の方に母と妹が言われていたようで、僕に「あんた葬儀屋さん知ってる?」と2人で聞いてくる。
知ってるわけもないのでその場で妹と2人でスマホ検索が始まる。
母はその光景を眺めている。
葬儀屋を探すとき
こんな時でも僕が考えているのは
知らない葬儀屋さんにぼったくられるのだけは嫌だ!という現実的な(せこい?)考え方。
無尽蔵にお金があればどんな葬儀屋さんでもお金を積んで父を迎えに来てもらいたいが、我が家の家計的にもそういうわけにもいかず、横で妹は地元で聞いたことがある葬儀屋さんを検索している。
でも地元の葬儀屋さんではほとんどホームページもなく値段なんて全くわからない!
電話をかけると向こうの言い値で断ることができないのではないか?
遺体引き取りから葬儀まで向こうの言い値で高額になるのではないか?という少し恐怖じみた気分になり、連絡するという一歩がなかなか踏み出せない。
僕は「小さなお葬式」というサイトがあるのを知っていたのでそのページを初めてじっくりと見ることになった。
値段がはっきりと書いてある!!
これが小さなお葬式を選んだ大きな理由でした。
ホームページに記載されている電話番号に掛けてみると女性のオペレーターさんが対応してくれた。
聞かれたのは
名前と住所と連絡先、今いる病院名ぐらいだったと記憶している。
電話の向こうではPC検索をしているのか病院の場所などをすぐに特定してくれた
この時点では小さなお葬式のプランなどは一切決めなくていい!
とりあえず遺体を病院から引き取って、その後に葬儀屋さんと小さなお葬式のプランに則って色々と決めるとのこと。
「折り返し葬儀屋さんから連絡が入りますのでお待ちください」
と言われ待つこと数分電話がかかってきた
「小さなお葬式の〇〇です。ご遺体の引き取りの件ですが18:00頃にお伺いできます」
もちろんこの前後に色々と丁寧にお悔やみの言葉を言っていただき、ものすごく丁寧な言葉遣いで対応してもらった。
電話では引き取った後の遺体を自宅に持ち帰るのか、霊安室にて葬儀まで保管するのかなどを決めました。
ということで遺体の引き取り時間を病院に伝えると
「あと10分ほどでお身体の拭き上げが終わるのでお会いできますよ」と教えてもらった。
なんとか無事に病院から父を連れて帰ることができそうだ。
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